審美歯科って、どんな歯科なの?一般歯科との違いは?

歯科治療には、大きく二つの目的がある

歯科治療には、保険診療に代表される機能性の復元を目的とした治療と、見た目の美しさの復元や保持を目的とした治療があります。現実にはこの二つは別個に存在するというよりは、相互に関係しながら治療がすすめられます。審美歯科は、機能性を保ちつつも後者の美観を特に重視した歯科治療となります。審美歯科で行う治療としては、歯を白くするホワイトニングや、歯並びを美しくする歯科矯正、虫歯の治療の際の詰め物の素材を目立たない色のものにするなどがあげられます。

審美歯科専門医の見つけ方

近年では審美歯科を標榜する歯科クリニックが増えてきました。また、北海道大学や九州大学の様な国立病院でも、審美歯科外来があるなど、そのニーズも高まりつつあります。審美歯科は、2015年現在標榜科ではありませんが一定の社会的認知度を得ているといえそうです。審美歯科の専門医を見つける一つの指標となるのが、1986年創立の社団法人日本審美歯科学会が定める審美歯科認定医制度です。認定医となるには、学会への所属の他に、学術学会やセミナー、シンポジウムへの定期的な参加や、審美歯科の長期症例、短期症例のケーススタディ、学術発表などの厳しい要件があります。また5年ごとの更新制でもある為、認定医は常に最新の審美歯科についての研鑽に取り組んでいるといえます。学会員は技工士を含めて4000人以上ですが、審美歯科認定医は他の認定医に比べても、非常に少なく、東京を除くと各県に数名ほどしかいません。学会のホームページに各県の認定医が掲載されており、審美歯科の専門医を見つける大きな指標のひとつといえるでしょう。

審美歯科には、幅広い知見や技術が求められる

審美歯科の領域は幅広く、一般歯科はもちろんのこと、口腔外科や歯科矯正、新素材の知識などが必要とされます。その為、審美歯科を標榜する歯科医は一般歯科からインプラントなどの外科手術まで扱う事も珍しくありません。いずれの治療においても、患者の満足度を高める一つの重要な要素であるからです。たとえば歯を失った際に、入れ歯にするのか、ブリッジにするのか、あるいはインプラントにするのかといった選択を迫られた時に、ポイントとなるのは噛みごたえを代表する機能性だけでなく、手入れのしやすさや、審美性を損ないたくないというニーズもあるからです。審美歯科だけを標榜している歯科は少なく、予防歯科に重点を置いていたり、口腔外科の専門医でもあったりと各歯科で特徴が異なります。審美歯科の他に、どの様な点に強みがあるのかという点も事前に調べておくと、自分にぴったりの歯科医を見つけやすいといえそうです。

セレックは、3D光学カメラを使用して撮影した歯のデータをコンピューターで解析して、修復物を設計するドイツの最新歯科治療技術です。